答えはナガアミでした！

単純に長い期間雨が降るから「ナガアミ」というわけですね！


さらに、別の言い方のあります。

スーマンボースー

または、ボースアミ

と言います。


うん、どこかの国の言葉みたいですね（笑）

これ、実は二十四節気の「小満」「芒種」の時期に降る雨だから、そういわれているんですね！

※実際の梅雨入りは、小満の前の「立夏」にあたるころぐらいでした。（沖縄の場合）

また、昔の人はこのボースアミが降ると、穀物を植える時期と判断したようです。

豊作を願った民謡には「トゥカグシヌユアミ」というフレーズが入りますが、これは10日間、しかも夜の間雨を降らせてくださいと願っているんだって。

今でこそ、貯水池などの設備が整ってますが、昔は梅雨は貴重な水源だったんですね～！


琉歌にこういう歌があります。

十日越しぬ夜雨　草葉うるわしゅすぃ　　御かきぶせ御代ぬ　しるしさらみ
（十日越しに毎夜降る雨は、草葉を潤す恵みの雨、まさに豊かな世のしるし（前兆）である）


以上、下里がお届けしました！


※ウチナーグチについては、沖縄本島（おもに首里・那覇）を中心にお届けしています。
※ウチナーグチの解釈については、これが正しいというものはありません。個人の見解・責任において書いてますので改めご了承ください。





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